栗坂良と馬と酒と麺と

馬れてすいません…

築地生まれのキャプテン・ビーフハート

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吉野家の新しい食べ方を日々考えている。

おそらくワタスは月に一回か二回ぐらいのペースで吉野家に行っている。年18回と考えると、定職に就いて以来かれこれ400杯ぐらいは食べてる訳だ。ヘビーユーザーの人からしたら全然大した事ない数字だろうが、なにしろワタスは明るい照明を煌々と照らす全国展開な飲食店が元来好きではない。暗くて狭ーいところが大好きな竹野内豊の如く、暗がりや路地裏に活路を見いだしてきたようなそういう癖がある。おじちゃんとおばちゃんが小商いしてる店が断然美味そうだし、お金も気持ちよく払えるような気がするし。

それでも吉野家に行く理由と言うのは単純に口に合うという事だけではどうもない。薄切りの牛肉と玉ねぎをタレで煮込んだだけの汁かけぶっかけ飯。何しろ早い安いうまいをこれ以上体現している食べ物は他になく、またそこらのうどん屋や食堂で提供される牛丼と吉牛は全く異なる食べ物である事は強調したい。多分吉野家の方があまり良い肉は使ってない。なのに前者には不思議とあまり魅力は正直感じない。清貧の極北、と言ったモノが吉野家にはやはりある。

でやっと本題に戻るのですが、食べ方も今まで紆余曲折ありました。七味を振り、紅生姜を添え、溶き卵をかけ回して、その組み合わせを足し引きしたり、あえて何も手を加えずとそれこそ何十周のやりとりを経てきたように思う。そしてワタスなりの答えが一つ出ました。

牛丼あたまの大盛りと卵を発注。次に牛丼の肉を丼の横に退かせて、卵をご飯にかけ混ぜて卵かけごはんを作る。ご飯と玉子を一体化させる事が肝要。徐に傍の牛肉に七味を大目に振ったのち、卵かけごはんの下に滑りこませる。これは肉が冷めるのを防ぐ為。上から紅生姜を思いっきり載せる。紅生姜の旨さも吉野家が他店を圧倒しているとワタスは思う。コレ等をもうかっ込んで頬張る。かっ込んでは頬張る。

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多少手間だが、全てが相俟っててワタスは最高だ。セッティングに50秒、実食に120秒、紅生姜投入後はメシが冷めてしまうので混ぜないがポイントでやす。胃袋に気持ちのヨユーがある時に良ければお試しあれ。

ぎょうざとビールのラブゲーム

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中華の三種の神器と言えば、ラーメン、チャーハン、餃子なワタス。中でも廉価で酒のアテになるという点でワタスん中では餃子の頻度はそりゃあ高い。

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多分生まれて初めて食べた餃子は母の手作りギョウザであった筈だが、アレもいざ自分で拵えるとなかなかに手間がかかる。AJINOMOTOや王将の餃子、確かに良くできてるし、むしろそれらが食いたい夜もある。。。

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ですが、本日は町中華。小ちゃいテレビでナイターなんか観ながら、キリンラガーを惜しみつつ飲りながら餃子が焼けるを待つ。そういう回です。

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まず思い浮かんだのが、はとや(福原柳筋)。

火鍋で有名ですが、オプション的に一品数点ありまして、中でもココの餃子は出色の肉肉しさ。いい意味で野菜を感じない、ビール大瓶の悪友。

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夫婦ぎょうざ(新開地本通)。

半円状が正道ストレートとするなら、ココのはツーシームな形状というか…いや別に手元で動く餃子とかではないですが。注文を聞いてから生地を延ばす手打ち餃子。焼き小籠包なそれにニンニクだれはマスト!

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梅春園(三ノ宮生田ロード東)

台湾料理店。台湾風なのか雲呑にみえる餃子。皮のもちパリ感は唯一無二!多少割高だがあっさりで物足りなくない至福の口福を貴女に…

f:id:kurisakaryo:20180905211546j:plain f:id:kurisakaryo:20180905213943j:plain 淡水軒(元町高架下)

焼きも旨いがココは絶対水餃子イッて欲しいです。 プリ皮→大葉→プリ海老の順番で攻め込まれます。ご主人は類い稀な朴訥な御仁ですが、安心したまえ皆にそうだから。因みにラーメンもかなり丁寧なお味です。

f:id:kurisakaryo:20180905212242j:plain f:id:kurisakaryo:20180905212307j:plain 元祖ぎょうざ苑(元町南京町

焼、水、揚、スープの大四喜な重鎮。 ただ特筆は塩だけで食べる揚げ餃子。ピロシキやカレーパンでビールを飲もうとしてもそう飲めるものではない。そんな子どもっぽい酔いどれは迷わずゆけよ!道!

…と雑多に列挙してみましたが、まーだまだまーだある筈です。個人的に餃子は遠くにありて…ではなく近くにあってパッと食べて長居しないのが良いような。ついでがあったらこの中のどこかに行ってもらえたら幸いでございやす。へい。

老人と海〜明石カンカン

世間一般は仕事だが、旧態依然な弊社は送り盆という事で、もう一日お休みを賜わったのかも知れません。1時間ほどドライブして明石の料理屋さんへ行きました。明石カンカンさんです。木・金・土の週三営業、おまかせコースのみ、明石の昼網の廉価な魚のみと言うとにかく凄い自信。一度この目で確かめたかった。


道に明るくない場所。駐車場に迷う。すいません少し予約時間から遅れます。と電話を入れると店の前に立っていらっしゃってわ恐縮です、明石のヘミングウェイ。わちゃわちゃしながら到着。



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さてさて小蛸煮付。イイダコは身が落ちるからオスしか使わないんや、と大大将。初っ端から軽快なジャブです。煮過ぎず、固すぎず、で味はしみてて濃すぎない佳い味わいです。瓶ビールごきゅごきゅ。


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茄子と厚揚げ海老だし炊き合わせ。調味料不使用!だそうですが、確かに海老だけで十分なお味ですね。肉は使いません。野菜は少しと書いてありましたが、どっしりしたお茄子でした。ここで雪彦山「凛」味わい深い竹徳利、竹猪口でご提供。


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からりからりと大大将何かを揚げ始めました。それをおかみさんが何かにくぐらせたハゼの南蛮漬。昔はバカにしてたんやけどて大大将の一言もイイ。ワタスはベラよりもこっちのがずっと好き。小骨もサクサクやし。


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さてお造り三種。ツバス特に旨いわあ。久しぶりやなこんな味あるヤツは。蛸も穴子も濃厚。どことは言わないけど昨日食べた蛸は水っぽかったしなあ。聞けばたまり醤油やないさうで、何も入れてない醤油のが一番高かったわ!と快活に笑う大大将。


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鱧でなく煮穴子!シブいね大将念力出すかあ!インゲン豆っつうチョイスもシブ過ぎます。これも清酒宮尾すすむと日本の社長。口賤しいワタスはもうちょい、いただけそうな腹具合でしたが、、、


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巨大おにぎりとお味噌汁、香の物で〆。

あまりに優しいお味が続いた果てにおにぎりの塩気がじわりじわりとやってきますわ。米は甘く海苔はしっとり。味噌汁は、何と穴子の頭で出汁をとるという徹底した食材主義!煮麺なんか入れたら最高やろうなあ


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さて。腰を据えて呑む事もやろうと思えば出来るんでしょうが何だかそれも不粋ですな。フェリー乗り場近いしココに泊まれたら最高なんですが、、、昼網の内容でお品は変わると言うので、間を空けずにまた寄せてもらいたい名店でありました。はい。







ても我慢がーー

さ、幸不幸の綾を存分に堪能したので、宿屋へ向かいます。と言っても浜省的に言えば僅か数百メトー。ダテハコは観光客パラダイスなんでしょう。まあ土地勘が無いとそれでも景色は変わるもので、

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このような風情のジンギスカン屋を発見。外側に向けて大音量でブラックミュージックを流している。それに抗うように真ん中の広場でワカモノ達が握れマイクロフォーン!とディスり合戦を、奥まった路地のフィリッピンパブのお姉さんがオニーサンオニーサンと手招きしてくる三竦みの状況。たって腹減ってるんだからジンギスカンに入店。


ジンギスカンはまあそれなりにうまかったけど、内藤陽子似の店主が特筆のレベルで無愛想。ワタスは羊肉の事だけ考えて店を後にした。ジャッキーブラウンのサントラとかの曲も流していたから話は合うかもだが、どうにも面倒くさそうでワタスは話かけなかった。

悪い人ではなさそうでしたけどね。





朝。

クロアチアを密かに応援していたワタスは割と茫然とした顔で宿を後に。分かっちゃいたけど悔しかったり。昨晩はララバイ内藤陽子の所為で酒も大して呑めなかった仇討ちとばかりに、

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巨大つぶ貝で晴らす。ホントにつぶ貝なのか⁇と訝しく食べましたが、美味かったら実際何貝だろうと何の文句もありません。時刻表でお昼過ぎまでは、何もありつけないと分かってたので念願の塩ラーメンをずるり。

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何だろう。宮崎あおいがCMやってるシーチキン食堂に近いイキフン。店主はオッチャンやったけど、抒情的にココは良かったです。




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森駅。何気に絶景。単なる電車待ちでイカめし買ってウハウハなだけのワタスでもさすがに気がつきました。もうちょっと海が入れば誠にイイ写真なんですけどね。



丁度お昼に長万部。さて負債を取り返すか。

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僻地のドライヴイン的な佇まいでしたが、まあ何と、食うもの食うもの旨い事!しかも手にとったメニューも変わってる。

これは是非!と書かれたものもあれば、ざるそばは普通ですとか、白湯麺は美味しいですけど、どうお薦めしていいのか分からないです、とか一歩間違ったら面倒くさい記述がワタスには何だか誠実に思われて、シューマイもカニ飯もより堪能出来た気がします。かなやサンのメニュー、是非読んでみて下さい。


まあ…後はぼんやりして帰りましたが、一つだけ。室蘭長万部も、なんだったら函館さえも流行ってる所はごくわずかですね。概ねシャッターな町並みが残念ながら其処此処と見受けられました。随分昔のニュースで夕張市が経営破綻したとかってありましたがそんな色合い。実際ワタスの住んでる町にしたって確実に老いてってます。地方都市はアド街ック天国な東京みたくは回ってないのだなと。


それでも、ワタスの様な無責任な旅行者がフラフラする事も微力ながらは、地域の活力になるのではとは思いますよ。そう。若干暗いトーンになったのは競馬に負けたからや、それはワタスの所為ではない、旅に出よです。


かまく浪を乗り越えて

旅先の高揚感、そしてワタスがヂヂイなのが相まって早朝4時ぐらいに起床。北海道では大スポが手に入らないので競馬エイトで渋々お勉強です。電算処理能力はなはだ落ちるも何とかメイン以外の予想をやっつける。


時計の針は6時に。は腹が減った。と松重氏よろしく函館朝市へ。市場は活気がある。おばちゃんおっちゃんが、ぐいぐい話しかけてくる。海鮮丼の店ざっと二、三十軒はあろうか。群雄割拠の戦乱の世、遠慮は死とでもいった有様だったが、

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ワタスは恵比寿屋のキャンペーン丼とかいういかにもな名称に心惹かれる。うんうんご飯もケチってないエライぞ。



でもって競馬場に市電で向かう。

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から競馬場が近い!近過ぎる!小倉はモノレールでドアトゥドアだったが、こういうのお召列車のようで気分は頗るよろしいですな。そう気分は良かったのだ!!!

だって入場口ほど近くのパドックはワタスの知る限りどの競馬場よりも馬に目線が近い。

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喫煙室なんつうのは昨今罪人でも閉じ込めておけばよいぐらいの造りが多い中、4角過ぎの絶景がここに!サイコーじゃないか!?

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おっと名物のもつ煮を忘れちゃいけない。

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濃すぎず大根人参が優しいお味。きっと井川遥が炊いてくれたに違いない、ハイボールも呑もう!といった塩梅でワタスは確かに男のレジヤー道のど真ん中に立っていた!

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酔生夢死、の言葉をかみしめつつ

るばる来たぜ鮭茶漬

漫然と函館に行こうと思ってたものの仕事周辺がバタバタと定まらず、いざ宿だ飛行機だとを押さえたのが出立一週間前の話。全くツイてました。いつもいつも~バタバタしてしまう性分で御座います。


まあそんな無精者でも旅っつうのはいいもんです。見知らぬ土地で見知らぬ人に触れ、旨いモノを食い酒を呑む。それは日常であり非日常。飛行機や列車の待ち時間に文庫本を読む、車窓の外に目をやる、といった事は煩雑な普段の暮らしの中にあっても勿論出来る事ではあるけれど、吸う空気が違えば気分が違うし浮き足立ちます。


今回、函館競馬場を目指しての旅だった訳ですが、先ず月曜日が祝日だという事が大きかった。例えば今まで新潟や小倉だと最終12Rをやるべきか。どうしたって帰り支度な脳になります。だから今回心置きなくその日の時間を使い果たせるというのは非常に贅沢でありました。


なので競馬以外の二日間は在来線に揺られようと心定め、14時半に新千歳に着いたワタスは函館に向け南千歳へ。途中下車の目的地は室蘭でした。たしかにサッポロ一番は偉大なり!ですが、味噌塩醤油トンコツ以外のご当地ラーメンを食す為にワタスはこの地に降り立ちました。

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味の大王!!!!!


ワタスが店主なら酔うた勢いでも無理過ぎるネーミングです。アレキサンダー、カメハメハ、キン肉真弓以外には形容されない称号。



胸が昂まる



と言っても味の大王さんを知ったのは、エースコックとの企画麺で。カレースープにワカメか!の驚きから。ほか弁ではカレーに味噌汁を、松屋のカレーに味噌汁(これはもれなく無料で付いてきます)なワタスの人生は間違ってなかった!の嬉しさ。絶対ココにいくと密やかなる決心があったのです。

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原理原則にしたがってスープ。スパイシーに頼らない良いカレー味。普遍性とは頼り甲斐。で麺。麺の味が凄え!!小麦ってこんな味するのか!!!かつて行った極太つけ麺有名店でも思わなかった熟成ちぢれ麺の風味よ。叉焼も異常に旨いし、もやしも何かしら本島とは違う感じすら漂ってきます。なにしろ昭和四十年代な味を堪能です。



そんなこんなで店を出て、一路函館。ったって2時間半からの道中。。。

分かっちゃいたけどフランク長い。

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ここで取り出す、玉袋筋太郎著「粋な男たち」。機上で読破済やけど、これはホント名著。玉ちゃん、苦労してんなでも羨ましい人生やで。相方はあんな事に(割愛)

と思ってたら案外あっさり目的地へ。



やはり御大がお出迎えです。夜に函館入りf:id:kurisakaryo:20180720212655j:plain、これで正解やったんかもな。麺の後なのでナイトキャップぐらいで堪忍しとくか、のイカワサビの辛味が沁みる北の夜でありました。はい

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ご挨拶

お目汚しになります。栗坂  良と申します。

偽名ですが、御贔屓賜りますようあんじょう願います。


偽名の謂れは、

栗東、坂路調教、馬場状態良、

の略でありましてご多聞にもれず競馬愛好者でございます。


とはいえ、競馬の事だけ考えていると疲れ果ててしまいますので…


清酒中心の酒場日記

☆麺類中心の晩メシ日記

☆昔のプロレス、格闘技中心のスポーツ

☆芸能ゴシップ


等々を細々と書き連ねていこうかとなります。皆様と皆様のご家族の益々の御健勝を祈願いたしまして、ご挨拶とさせて頂きます。


栗坂  良