エル・三都物語 其の四
3日開催の約30Rを消化して、ラスト4Rまでは五分の星に持ち込んだものの敗戦…最終日佐渡島に渡る夢潰えました。それに鮨屋かつみさんに「佐渡は広いから泊まらないと勿体無いですよ」って言われたら何か納得しちまいまして。改めて来よう。
で、最終日は途中下車がてら朝、昼とラーメン喰らって帰えろうか。と比較的早くチェックアウトして、新潟市の中央市場を目指す。朝からするするいけるマグロラーメンなら初老期にもうってつけやろうとタカを括ったんですよ。
ただねえ。バスもねえ、バスもねえ、で片道2キロを蛇男の如く執着心で踏破するもコレ。そしてまた2キロの道程を歩み始めるワタス…ここにきてリサーチ不足を露呈。こうなったら見渡す限り田園の亀田駅周辺で意地でもラーメン食う太郎。。。
ならあるにはあったが、今度は片道3キロという!おとなしく駅チカの店を探しても良い昼時が近づいてたんですが、もおココは男の、男山根の意地としか言えない理由で3キロを歩む。
ああ。ここだ。ここが音にきくラーメン工房まるしん。さっき知ったとこやけど。開店後10分過ぎで30席ほどがほぼ満席、なんとか食券買って滑り込みセエフです。昼3時間しか開けてないって。観光っぽいのワタスだけね。それはなんか嬉しい。
瀞みの絡みと山椒の辛味。豆腐の食感と食間の木耳。
腹パンなのに瓶ビールを二本空けてしまうギルティー。
動けない程の満腹感と多幸感と疲労感の中、片脚のラッツオは店をあとにしたのでした。